3Dプリンターで机上整理(1) 特殊な失敗例?
どうもシナナキでございます。
ここしばらく時間が取れなくて活動できていませんでしたがお盆になりある程度は時間が取れるようになったので再開です。
活動再開…の前に
机の上が汚すぎることと、サブpcを置くスペースを確保する目的で、机上にモニター台を作ることにしました。
その下にキーボード二つを収納出来たらいいな、と。
というわけでサクッとモデリングいたしまして、出力でございます。
印刷失敗…なんぞこれ…
4つ一度に出力しようと思って外出してたらこんなものが…
同じく3Dプリンターを持っているリア友に聞いてもこんなことにはなったことがないみたいで、ネットで調べても同様の症状を見つけられなかったので何が原因か確かではないですが、おそらく気温が高くなりすぎたのかなと。
第一層目はできていたのですが、気温が原因で途中から接着しなくなり、押し出されたフィラメントはノズルにまとわりつき、こねくり回され大きくなり、ヒートブロックまでも飲み込みこんな姿に…?
同様な状態になった方がいましたら、原因や予想など教えてほしいです。
で、放置せず一つずつ出しました。
これで木を挟みタッピングネジで止めて完成です。
これで完成です。
天板は木を用いましたがもしかしたら工夫すれば天板もプリントアウトできたのかなぁ…
3次元造形への道-hictop RepRap Prusa i3 3dp 17bk-
活動幅を平面だけでなく立体へ
お久しぶりです、シナナキです。今まで絵など描いてきた者なのですが、ここ数年モデリングする機会が多くありまして、モデリング、CADの技術を個人レベル程度に身に着けたわけです。そんな時友人Yが言います。
「3Dプリンターって欲しくね?」
確かに欲しい。
気が付いた時には
ぽちってしましました。購入したのはhictopの3dp-17bk。積層型は安くなっているんですね。3Ⅾプリンターが家に来るなんて何十年も先の事だと思っていました。
さて、組み立てです。
多くの方がレビューなど載せていると思いますので、私のつまずいた点など中心に書いていこうと思います。
やはりすり抜けるM5ナット
amazonのレビューなどにもある通り、角を固定する留め具の穴をホールドが通り抜けてしまいます。しかしここは、ワッシャを用いるほどではありませんでした。
M5ナットをレールに取り付けるときのコツとして、本来ならばロックしない状態でホールドにつけておくナットを、あらかじめレールの溝に入れ、90度回転させてからホールドをねじ込むとうまくいきやすいですよ。
あと、M5ナットの中には高さが高く、レールの溝内部で90度回転せず固定できない不良品も含まれていますから注意です。
その他、M5ワッシャとM3ワッシャはいろいろと多用しましたので買っておきましょう。
作業開始から2時間ほどの写真がこちら。
X軸のスライドユニットを付けるときもそうですが、2:1で付けますのでどちらが右に来るのか、きちんと説明書と照らし合わせましょう。
4時間
さていよいよ押し出し機、ノズル付近の製作です。が…
なんか、ノズルの向き逆じゃない?説明書にはコードを右側に出せと書かれていましたが、右側に持ってくるとアルミブロックが干渉する…
どうやらノズルが上下逆に取り付けられていたようでして。しばらくは干渉しないように左側から出していましたが、のちに正しい向きに直しました。まあ、直接これによって不具合があるとは考えにくいですが。
さて完成。結局10時間弱ほどかかりました。
いざプリント!
自作のくしをプリントしてみました。できてるできてる…
ん?
なんだかうまくいってないですね…
エクストルーダーの不調か
印刷しても印刷してもノズルからは細々としたフィラメントしか出てこない…
どうやらエクルトルーダーの出口がチューブノズルの真上に来ていなかったようで。
このようにモーターに接するところにM3ワッシャを挟みこみ、位置を調整しました。
しかしいまいちな出量…
プリントと設定を繰り返し調査。
prepare>move axis>Extruderより、故意にエクルトルーダーを動かしてみたら空回りしているではないですか。
そこで挟み込む力を強くする改造をしてみました。
ばねをある程度縮めた状態にすることで挟み込む力の増大を図りました。
いざ出力。
エクルトルーダーは正常に機能したようです。
しかし、いたるところに隙間ができていることから、y軸のベルトのテンションが張れていないことがわかりました…
まだまだ課題が多いですがまた次回。(またエクルトルーダーの不調により安定的に出力できていない日々を続いております…)
案外curaの設定の所為かもしれませんが。